【仕込み仏壇】とは 仏壇を設置するように準備された場所「仏間」ご自宅の和室には「床の間」と「仏間」は有りますか? 和室は大切なお客様を案内し、落ち着いた雰囲気や素敵な環境でおもてなしますよね? そのために「床の間」そして「仏間」を準備していたと考えます。以前はご自宅おいて最高、最良の場所だったと考える「仏間」。ここで仏様(大切なお客様)を迎えるのだ。と
私達はこの仏間にどのように仏壇を設置するか? こうした課題は尽きないのですが、時間的余裕を持って仏壇設置の準備をされる方にはとってもいい事案ではないでしょうか? 仏壇をご自宅のサイズに合わせ仏間の中に作り込みます。 本体を持ち込む場合は左右と天井に必ずデッドスペースが生じます。これを限りなく排除できるのがこの施工法です。
また完全オーダー制作ですので、予算も幅広くお答えできます。是非検討してみてください。
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現場にて採寸・仕様について相談し・材料を調達します。
まず、木工職人と現地にて採寸。(「名古屋仏壇」木地部 伝統工芸士) 施主様に完成予想図を提案する
木曽桧・ケヤキ材を調達し加工を続けます
本体完成です
荘厳師により採寸・内陣(内装)を制作します
今回はシンプルな祭壇をオーダーしました。
天井師 からも天井部品が届きました。
塗装工程に移ります
本体正面はケヤキ材で仕上げてあり 天然漆拭き漆仕上げ
ねこ戸(内部にある引戸)は彩色仕上げ
正面・迎門板・横壁・天井は純金箔仕上げ
須弥壇は天然漆溜塗り純金粉仕立て 蒔絵付き
伝統技法を用い作業します
彫刻も彫れてきました
錺金具師(伝統工芸士)からオーダ制作した金具が届きました
この後金メッキ加工します
漆塗の後は金箔加工
こちらは金粉加工中
通常 金箔を施工知る場所ですが・・・
ワインレッドを「裏テーマ」として思考しているため、ここは珍しいワインレッド系銀箔を使用しました。
こちらは流れる川に桜の花びら の図柄を描くことにしました
施主様と相談して決定した四季を連想する図柄を描きました。
これらを工房で、仮組していきます。
これらを解体して、現地で組み立てます。
こちらも裏テーマ「ワインレッド」に近い発色を求めてこちらになりました。伝統技法をを用いた仏具製造の産地「富山県 高岡市」の職人と相談し作成しました。
無事完成しました!